2016年11月13日
今回も少し懐かしいカップ麺を、共に語り合いましょう♪…昔の僕なら、余程 のことがない限り買うことのなかった「日清」のハイエンドカップの担々麺を ピックアップ…いずれも250円オーバーの商品なんですが、ずっと店頭で地位 を確保し続けているというのは、凄いことことですよね...「行列のできる店の ラーメン 海老担々麺」と「ラ王 Selection 芝麻担々麺」...早速いただいてみま しょうか...

【日清「行列のできる店のラーメン 海老担々麺」】
まずは「行列のできる店のラーメン 海老担々麺」から…上ブタをめくると小袋 が4つ…先入れのかやく入り粉末スープと後入れの液体スープ、ねりごま、揚げ 玉...さすが高級カップだけあって、それぞれがしっかりした感じ…熱湯4分で 出来上がりです。ふむ…結構濃厚な仕上がりですね…海老の風味はよく出てる けど、極端なクセはない…(僕は甲殻類の強すぎるのは苦手ですw)ゴマの 風味も効いてますね…肉そぼろやチンゲン菜、ネギ、さらには揚げ玉も海老の 風味と香ばしさがよく出てて、さすが高級カップのかやくって感じ…熱湯4分 の中細のノンフライ麺は、コシも強くなめらかで、インスタントの域を超えて いると思う。ただ...一応コレは担々麺ですからね…麻も辣も何もこちらに訴え かけるものがない…海老の風味は強くて重厚なスープなんだけど、キレはなく ヌベ〜っと重いだけ…(決してマズくはないけど)麺との絡みも今ひとつ… 選手それぞれのポテンシャルは高いのに、チームになるとそれぞれが自分勝手 でまとまらない…そんな感じの一杯でした。これが200円ちょっとの商品で あれば、腹も立たないと思うんだけど、ハイエンドカップですからね…期待も 大きかっただけに、少し残念でした。

【日清「ラ王 Selection 芝麻担々麺」】
続いて「ラ王 Selection 芝麻担々麺」です。どうしても高級カップとなると、 評価も厳しくなりがちなんですが…今回も担々麺ということで、気を引き締め てレポしたいと思います。上ブタをめくると、小袋は4つ...かやく以外は全て 後入れ…しかも液体の小袋が2つあって、待ち時間がカップ麺リミットの5分と なると、スープの温度に影響してしまう…そこで熱湯を注いだカップのフタの の上に液体の小袋を置き、上からタオルをかけて、その上に熱々のヤカンを 乗せてみる...これいいですね...寒い日でも、スープの温度を気にすることはな い…(ちなみに僕が使用しているのは、カップ麺用のミニヤカンです。)さて… 熱湯5分でそれぞれの小袋を投入すると、濃厚なスープの出来上がりです。 「芝麻醬」をふんだんに使ったゴマゴマした一杯…ほんのり香る花椒とラー油 がアクセントになっているんですが、とにかく胡麻の風味の強い厚みのある スープで、肉そぼろや白ネギ、ワケギ等のかやくも含めて、カップ麺では限界 を思わせる程、高級感にあふれている…だけど、前回の「海老担々麺」同様、 バランスなんですよね...特に麺との相性…重厚なスープだからいいものの、 スープとの絡みには疑問が残る…もう少し加水率を下げるとか、平打ちにする など、他に方法がなかったのかな…と思う。スープのキレの悪さは、後から 辛味武装すれば済む話なんですけどね…特に日清さんの、白湯系ハイグレード カップに多いような気がするな...うむむ...
□■カップ麺Watch■□
http://www.oct.zaq.ne.jp/hashida-men/noodle/b_gourmet/cupmen.html
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◎行列のできる店のラーメン 海老担々麺
これは担々麺というよりは、これまでに日清が出して来た
海老白湯系ラーメンにごま要素を加えたといった感じでしたね!
それ以前の海老白湯系はどこかもう一つ厚みが足りなかったので、
自分としてはその部分をごまが補完してくれていたのが好印象で、
このシリーズの海老白湯系の中ではけっこう好みに位置しましたね!(=゚ω゚)
でも担々麺として楽しもうとするとたしかに外れそうですね!
どちらかというと、海老白湯系ラーメンの流れにある商品でしたし!
◎ラ王 Selection 芝麻担々麺
つい最近、また新たにラ王からごま系担々麺が出ましたが、
そちらはこれよりも一歩から二歩レベルアップしていましたよ!
最近のラ王は麺の加水をちょっと下げてきている傾向があって、
それがこうした濃厚系スープを引き立てる効果を見せていますね!
ライバルの「正麺カップ」が多加水麺路線を行っているので、
あえて差別化のために加水を下げている面もあるのでしょうね!
ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
どうもです♪
ここ最近、強く感じるんですが…
濃厚な白湯系と麺との相性が、日清の場合
しっくり来ない場合が多く感じるんですよ…
個々のレベルはかなり高いと思うんですが
やはり合わないように感じてしまうんです。
それだけ日清が、無難なラインにおさまらず
攻めてるってことですかね…